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<title>漢方内科・漢方婦人科・鍼灸 石野医院</title>
<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/</link>
<description>身体に優しい、人間に本来備わっている「治る力(自然治癒力)」を上手に引き出す日本の漢方・鍼灸治療を行います。</description>
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<itunes:author>石野医院</itunes:author>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433201727.html</link>
<title>鼻風邪【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 03 Oct 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「風邪をひいて鼻水が流れて出ます鍼灸治療はどうでしょうか」A「風邪の初期や、花粉症などアレルギー性の刺激を受けた初期によく鼻水、くしゃみ、鼻づまりを起こします。鼻水でひどいときには頭痛や、頭重感が起こる急性鼻炎、通称鼻かぜがあります。鼻かぜの初めはウイルス感染で続いて細菌感染が加わります。初期にはくしゃみと鼻水がでます。濃い膿のような鼻汁が出て鼻がつまる場合は細菌感染が加わった時です。細菌に感染すると濃い膿のような色をした鼻汁が出て鼻づまりが重なります。鼻の粘膜表面にはウイ..</description>
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Q「風邪をひいて鼻水が流れて出ます鍼灸治療はどうでしょうか」
A「風邪の初期や、花粉症などアレルギー性の刺激を受けた初期によく鼻水、くしゃみ、鼻づまりを起こします。鼻水でひどいときには頭痛や、頭重感が起こる急性鼻炎、通称鼻かぜがあります。鼻かぜの初めはウイルス感染で続いて細菌感染が加わります。初期にはくしゃみと鼻水がでます。濃い膿のような鼻汁が出て鼻がつまる場合は細菌感染が加わった時です。細菌に感染すると濃い膿のような色をした鼻汁が出て鼻づまりが重なります。鼻の粘膜表面にはウイルスや細菌の侵入を防ぐ物質が分泌されて有害物質を取り除く働きをしています。この働きが寒さや乾燥で鈍くなると風邪を引きます。予防としては寒さを避けて、乾燥した空気を長時間呼吸しないことです。初期には暖かくして安静にして鍼治療で十分治せます。しかし長引いて膿のような鼻汁がではじめて気分が悪くなれば専門医の受診が必要です。51歳の主婦Kさんは鼻水が出たので直ぐに鍼治療をうけて数回の治療でよくなりまして。鼻みずによく使われる経穴は、眉間の中央にある印堂(いんどう)、印堂の上で髪の毛の生え際にある上星(じょうせい)、小鼻の両わきの迎合(げいごう)などです。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/034E5889DE69C9FE381AEE9BCBBE6B0B4E9A2A8E982AA.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/034E5889DE69C9FE381AEE9BCBBE6B0B4E9A2A8E982AA-thumbnail2.jpg" alt="034初期の鼻水風邪.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「風邪をひいて鼻水が流れて出ます鍼灸治療はどうでしょうか」</strong><br /><br><br />A「風邪の初期や、花粉症などアレルギー性の刺激を受けた初期によく鼻水、くしゃみ、鼻づまりを起こします。鼻水でひどいときには頭痛や、頭重感が起こる急性鼻炎、通称鼻かぜがあります。鼻かぜの初めはウイルス感染で続いて細菌感染が加わります。初期にはくしゃみと鼻水がでます。濃い膿のような鼻汁が出て鼻がつまる場合は細菌感染が加わった時です。細菌に感染すると濃い膿のような色をした鼻汁が出て鼻づまりが重なります。鼻の粘膜表面にはウイルスや細菌の侵入を防ぐ物質が分泌されて有害物質を取り除く働きをしています。この働きが寒さや乾燥で鈍くなると風邪を引きます。予防としては寒さを避けて、乾燥した空気を長時間呼吸しないことです。初期には暖かくして安静にして鍼治療で十分治せます。しかし長引いて膿のような鼻汁がではじめて気分が悪くなれば専門医の受診が必要です。51歳の主婦Kさんは鼻水が出たので直ぐに鍼治療をうけて数回の治療でよくなりまして。鼻みずによく使われる経穴は、眉間の中央にある印堂(いんどう)、印堂の上で髪の毛の生え際にある上星(じょうせい)、小鼻の両わきの迎合(げいごう)などです。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/034E5889DE69C9FE381AEE9BCBBE6B0B4E9A2A8E982AA.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/034E5889DE69C9FE381AEE9BCBBE6B0B4E9A2A8E982AA-thumbnail2.jpg" alt="034初期の鼻水風邪.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/034E5889DE69C9FE381AEE9BCBBE6B0B4E9A2A8E982AA-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>膝関節の痛み【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 26 Sep 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q65歳の主婦です。最近、膝(ひざ)が痛く正座ができません。整形外科を受診して変形性膝関節症と診断されました。鍼灸治療はいかがでしょうか。A膝関節が痛くなる病気は半月版損傷、痛風、関節リウマチ、変形性膝関節症などがあります。変形性膝関節症は加齢に伴い膝関節の軟骨がすり減ったり、変形したりする病気です。50歳以上の女性に多くみられます。起床時の歩き始めに膝に違和感を覚えるのが最初の症状で、進行すると階段の昇降時、特に降りるときが痛みます。膝関節に水がたまり、正座ができないなどの..</description>
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Q65歳の主婦です。最近、膝(ひざ)が痛く正座ができません。整形外科を受診して変形性膝関節症と診断されました。鍼灸治療はいかがでしょうか。
A膝関節が痛くなる病気は半月版損傷、痛風、関節リウマチ、変形性膝関節症などがあります。変形性膝関節症は加齢に伴い膝関節の軟骨がすり減ったり、変形したりする病気です。50歳以上の女性に多くみられます。起床時の歩き始めに膝に違和感を覚えるのが最初の症状で、進行すると階段の昇降時、特に降りるときが痛みます。膝関節に水がたまり、正座ができないなどの症状を起こします。
Oさんは70歳の主婦です。数カ月前から左膝が痛くなりました。変形性膝関節症と診断を受けました。まだ初期で膝関節の変形などはありません。鍼灸治療を行い、5回目の治療後には痛みは最初の4分の1に減りました。
使用した締結は膝頭の上下にあるくぼみの膝眼穴(しつがんけつ)と膝蓋上辺穴(しつがいじょうへねんけつ)、膝頭の外側で上縁約5cmにある梁丘(りょうきゅう)などです。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/033E8869DE996A2E7AF80.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/033E8869DE996A2E7AF80-thumbnail2.jpg" alt="033膝関節.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q65歳の主婦です。最近、膝(ひざ)が痛く正座ができません。整形外科を受診して変形性膝関節症と診断されました。鍼灸治療はいかがでしょうか。</strong><br /><br><br />A膝関節が痛くなる病気は半月版損傷、痛風、関節リウマチ、変形性膝関節症などがあります。変形性膝関節症は加齢に伴い膝関節の軟骨がすり減ったり、変形したりする病気です。50歳以上の女性に多くみられます。起床時の歩き始めに膝に違和感を覚えるのが最初の症状で、進行すると階段の昇降時、特に降りるときが痛みます。膝関節に水がたまり、正座ができないなどの症状を起こします。<br />Oさんは70歳の主婦です。数カ月前から左膝が痛くなりました。変形性膝関節症と診断を受けました。まだ初期で膝関節の変形などはありません。鍼灸治療を行い、5回目の治療後には痛みは最初の4分の1に減りました。<br />使用した締結は膝頭の上下にあるくぼみの膝眼穴(しつがんけつ)と膝蓋上辺穴(しつがいじょうへねんけつ)、膝頭の外側で上縁約5cmにある梁丘(りょうきゅう)などです。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/033E8869DE996A2E7AF80.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/033E8869DE996A2E7AF80-thumbnail2.jpg" alt="033膝関節.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/033E8869DE996A2E7AF80-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>寝違いの解消【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Tue, 20 Sep 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「47歳の主婦です。今朝起きたら首が痛み、動かせなくなり、寝違いと言われました、鍼灸治療はどうですか」&gt;br&gt;A「寝違いの原因はよく解かっていませんが、一般的には椎間関節からの痛みと言われています。就寝中の寝返りや激しく首を振ることで、頸(けい)椎の後ろにある椎間関節に無理がかかり、痛みが起こります。起床後に突然首が痛み、動かせなくなるような状態が寝違いです。73歳のCさんは朝起きたら首のつけね重く痛く、右を向けなくなりました。数回の鍼治療で症状は軽快しました。..</description>
<itunes:summary><![CDATA[
Q「47歳の主婦です。今朝起きたら首が痛み、動かせなくなり、寝違いと言われました、鍼灸治療はどうですか」
>br>
A「寝違いの原因はよく解かっていませんが、一般的には椎間関節からの痛みと言われています。就寝中の寝返りや激しく首を振ることで、頸(けい)椎の後ろにある椎間関節に無理がかかり、痛みが起こります。起床後に突然首が痛み、動かせなくなるような状態が寝違いです。
73歳のCさんは朝起きたら首のつけね重く痛く、右を向けなくなりました。数回の鍼治療で症状は軽快しました。使用した主な経穴は、後頭部の左右中央の線上で、頭蓋骨と後ろ首の境い目に、僧帽筋にはさまれた「ぼんのくぼ」と呼ばれるくぼみがあります。このくぼみの中心部の両脇で、左右それぞれの僧帽筋の外側にある天柱(てんちゅう)。
耳の後ろを指で探ると、乳様突起という骨の出っ張りに触れます。この乳様突起の下で指幅1本分はなれたへこみのある部分が完骨(かんこつ)などです。これらの経穴は胸鎖乳突筋や後頭筋の緊張をほぐす働きがあります。
そして通常、寝違いは繰り返し起こるものではありません。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/032E5AF9DE98195E38184E381AEE8A7A3E6B688.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/032E5AF9DE98195E38184E381AEE8A7A3E6B688-thumbnail2.jpg" alt="032寝違いの解消.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「47歳の主婦です。今朝起きたら首が痛み、動かせなくなり、寝違いと言われました、鍼灸治療はどうですか」</strong><br />>br><br />A「寝違いの原因はよく解かっていませんが、一般的には椎間関節からの痛みと言われています。就寝中の寝返りや激しく首を振ることで、頸(けい)椎の後ろにある椎間関節に無理がかかり、痛みが起こります。起床後に突然首が痛み、動かせなくなるような状態が寝違いです。<br />73歳のCさんは朝起きたら首のつけね重く痛く、右を向けなくなりました。数回の鍼治療で症状は軽快しました。使用した主な経穴は、後頭部の左右中央の線上で、頭蓋骨と後ろ首の境い目に、僧帽筋にはさまれた「ぼんのくぼ」と呼ばれるくぼみがあります。このくぼみの中心部の両脇で、左右それぞれの僧帽筋の外側にある天柱(てんちゅう)。<br />耳の後ろを指で探ると、乳様突起という骨の出っ張りに触れます。この乳様突起の下で指幅1本分はなれたへこみのある部分が完骨(かんこつ)などです。これらの経穴は胸鎖乳突筋や後頭筋の緊張をほぐす働きがあります。<br />そして通常、寝違いは繰り返し起こるものではありません。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/032E5AF9DE98195E38184E381AEE8A7A3E6B688.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/032E5AF9DE98195E38184E381AEE8A7A3E6B688-thumbnail2.jpg" alt="032寝違いの解消.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/032E5AF9DE98195E38184E381AEE8A7A3E6B688-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>ベーカー嚢腫【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 12 Sep 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q72歳の主婦です。膝(ひざ)の裏が腫れ、整形外科でベーカー嚢腫(のうしゅ)と診断されました。鍼灸治療はどうでしょうか。A膝の周囲には多くの滑液包というものがあります。これは関節内の滑膜と同じような細胞の袋状の組織からなります。ベーカー嚢腫とは膝の裏である膝窩(しっか)の滑液包が何らかの原因で炎症をおこし、異常に滑液がたまる病気です。症状は膝窩の腫れで膝を曲げる時に圧迫感や違和感があり、痛みを訴えることは少ないです。ただ、時に大きくなって周囲の血管や神経を圧迫し、膝の痛みや下..</description>
<itunes:summary><![CDATA[
Q72歳の主婦です。膝(ひざ)の裏が腫れ、整形外科でベーカー嚢腫(のうしゅ)と診断されました。鍼灸治療はどうでしょうか。
A膝の周囲には多くの滑液包というものがあります。これは関節内の滑膜と同じような細胞の袋状の組織からなります。ベーカー嚢腫とは膝の裏である膝窩(しっか)の滑液包が何らかの原因で炎症をおこし、異常に滑液がたまる病気です。
症状は膝窩の腫れで膝を曲げる時に圧迫感や違和感があり、痛みを訴えることは少ないです。ただ、時に大きくなって周囲の血管や神経を圧迫し、膝の痛みや下腿(かたい)の腫れ、静脈炎などをおこすこともあります。変形関節症に伴い女性に多い疾患です。
76歳のTさんは変形性膝関節症があり膝関節に水が溜まり、同時にベーカー嚢腫を併発しました。痛みや運動制限はありませんが、異物感が気になります。鍼(はり)治療は膝蓋(しつがい)上辺二穴、膝眼(しつがん)穴、委中(いちゅう)を使い、ほどなく違和感は解消されました。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/031E38399E383BCE382ABE383BC.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/031E38399E383BCE382ABE383BC-thumbnail2.jpg" alt="031ベーカー.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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Q72歳の主婦です。膝(ひざ)の裏が腫れ、整形外科でベーカー嚢腫(のうしゅ)と診断されました。鍼灸治療はどうでしょうか。<br /><br><br />A膝の周囲には多くの滑液包というものがあります。これは関節内の滑膜と同じような細胞の袋状の組織からなります。ベーカー嚢腫とは膝の裏である膝窩(しっか)の滑液包が何らかの原因で炎症をおこし、異常に滑液がたまる病気です。<br />症状は膝窩の腫れで膝を曲げる時に圧迫感や違和感があり、痛みを訴えることは少ないです。ただ、時に大きくなって周囲の血管や神経を圧迫し、膝の痛みや下腿(かたい)の腫れ、静脈炎などをおこすこともあります。変形関節症に伴い女性に多い疾患です。<br />76歳のTさんは変形性膝関節症があり膝関節に水が溜まり、同時にベーカー嚢腫を併発しました。痛みや運動制限はありませんが、異物感が気になります。鍼(はり)治療は膝蓋(しつがい)上辺二穴、膝眼(しつがん)穴、委中(いちゅう)を使い、ほどなく違和感は解消されました。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/031E38399E383BCE382ABE383BC.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/031E38399E383BCE382ABE383BC-thumbnail2.jpg" alt="031ベーカー.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/031E38399E383BCE382ABE383BC-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433242031.html</link>
<title>耳管狭窄症【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 05 Sep 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q52歳の主婦です。耳管狭窄(きょうさく)症と診断されました。鍼灸はどうですか。A 耳管はのどの上と中耳を連絡する管です。通常この管は閉じていますが、唾液や物を飲み込んだ時、あくびをしたときなどに開き、中耳の空気圧と外の大気圧のバランスをとっています。急性鼻炎などで耳管がせまくなるところの調節がうまくいかなくなり、いろいろな症状が出ます。主な症状は耳がふさがった感じがして自分の声が響いて聞こえる、耳鳴りがするなどです。50歳の主婦のGさんは耳管狭窄症と診断され、耳管通気療法を..</description>
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Q52歳の主婦です。耳管狭窄(きょうさく)症と診断されました。鍼灸はどうですか。
A 耳管はのどの上と中耳を連絡する管です。通常この管は閉じていますが、唾液や物を飲み込んだ時、あくびをしたときなどに開き、中耳の空気圧と外の大気圧のバランスをとっています。急性鼻炎などで耳管がせまくなるところの調節がうまくいかなくなり、いろいろな症状が出ます。主な症状は耳がふさがった感じがして自分の声が響いて聞こえる、耳鳴りがするなどです。
50歳の主婦のGさんは耳管狭窄症と診断され、耳管通気療法を受けました。自覚症状は、自分の声はこもって響き、大きく聞こえ、ほかの人の声は聞こえにくいというものです。鍼(はり)治療を週に1回実施し、一ヵ月半後に7割程度回復してきました。
使用した経穴は耳の後ろのくぼみにあり、耳の症状や頭部から首、肩にかけての症状を改善する動きのある翳風(えいふう)や、耳の前にある聴宮(ちょうきゅう)などです。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/030E880B3E7AEA1.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/030E880B3E7AEA1-thumbnail2.jpg" alt="030耳管.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q52歳の主婦です。耳管狭窄(きょうさく)症と診断されました。鍼灸はどうですか。</strong><br /><br><br />A 耳管はのどの上と中耳を連絡する管です。通常この管は閉じていますが、唾液や物を飲み込んだ時、あくびをしたときなどに開き、中耳の空気圧と外の大気圧のバランスをとっています。急性鼻炎などで耳管がせまくなるところの調節がうまくいかなくなり、いろいろな症状が出ます。主な症状は耳がふさがった感じがして自分の声が響いて聞こえる、耳鳴りがするなどです。<br />50歳の主婦のGさんは耳管狭窄症と診断され、耳管通気療法を受けました。自覚症状は、自分の声はこもって響き、大きく聞こえ、ほかの人の声は聞こえにくいというものです。鍼(はり)治療を週に1回実施し、一ヵ月半後に7割程度回復してきました。<br />使用した経穴は耳の後ろのくぼみにあり、耳の症状や頭部から首、肩にかけての症状を改善する動きのある翳風(えいふう)や、耳の前にある聴宮(ちょうきゅう)などです。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/030E880B3E7AEA1.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/030E880B3E7AEA1-thumbnail2.jpg" alt="030耳管.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/030E880B3E7AEA1-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433228911.html</link>
<title>風邪の予防【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 29 Aug 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「毎年冬になるとかぜを引きます、予防法として鍼灸治療どうでしょうか」A「かぜは身近な病気で誰でもよくかかる、呼吸器の急性炎症性疾患の総称でかぜ症候群ともよばれています。かぜの原因のほとんどがウイルス感染によるもので、そのほか細菌感染や間接的に気温や湿度も関係しています。毎年冬になるとさまざまなかぜの流行がみられますが、インフルエンザは悪性のかぜで、いわゆる普通感冒とは区別をしています。同じ環境にいてもかぜを引きやすい人と引きにくい人がいます。かぜの予防や治療に使うツボはかぜ..</description>
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Q「毎年冬になるとかぜを引きます、予防法として鍼灸治療どうでしょうか」
A「かぜは身近な病気で誰でもよくかかる、呼吸器の急性炎症性疾患の総称でかぜ症候群ともよばれています。かぜの原因のほとんどがウイルス感染によるもので、そのほか細菌感染や間接的に気温や湿度も関係しています。毎年冬になるとさまざまなかぜの流行がみられますが、インフルエンザは悪性のかぜで、いわゆる普通感冒とは区別をしています。同じ環境にいてもかぜを引きやすい人と引きにくい人がいます。かぜの予防や治療に使うツボはかぜが体に入る場所という意味の風門(ふうもん)です。背中の第二胸椎棘突起と第三胸椎棘突起の間で指二本のところ。かぜの引きはじめに首から背中にかけてゾクゾクしてきます。予防としては風門の付近が寒くならないように注意しましょう。そのほかに手の親指にある少商(しょうしょう)や胸にある 膻中(だんちゅう)などを使います。
<img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/029E9A2A8E982AAE381AEE4BA88E998B2E381AFE8838CE4B8ADE381AEE9A2A8E99680E381A7.jpg" alt="029風邪の予防は背中の風門で.jpg" border="0" height="320" width="320">
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「毎年冬になるとかぜを引きます、予防法として鍼灸治療どうでしょうか」</strong><br /><br><br />A「かぜは身近な病気で誰でもよくかかる、呼吸器の急性炎症性疾患の総称でかぜ症候群ともよばれています。かぜの原因のほとんどがウイルス感染によるもので、そのほか細菌感染や間接的に気温や湿度も関係しています。毎年冬になるとさまざまなかぜの流行がみられますが、インフルエンザは悪性のかぜで、いわゆる普通感冒とは区別をしています。同じ環境にいてもかぜを引きやすい人と引きにくい人がいます。かぜの予防や治療に使うツボはかぜが体に入る場所という意味の風門(ふうもん)です。背中の第二胸椎棘突起と第三胸椎棘突起の間で指二本のところ。かぜの引きはじめに首から背中にかけてゾクゾクしてきます。予防としては風門の付近が寒くならないように注意しましょう。そのほかに手の親指にある少商(しょうしょう)や胸にある 膻中(だんちゅう)などを使います。<br /><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/029E9A2A8E982AAE381AEE4BA88E998B2E381AFE8838CE4B8ADE381AEE9A2A8E99680E381A7.jpg" alt="029風邪の予防は背中の風門で.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/029E9A2A8E982AAE381AEE4BA88E998B2E381AFE8838CE4B8ADE381AEE9A2A8E99680E381A7.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>緑内障による頭痛【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 22 Aug 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「60歳主婦です、緑内障と診断されました、鍼治療はどうでしょうか」A「眼球内では水が循環しています、この循環がうまくいかなくなり眼球の中の圧(眼圧)が高くなった状態が緑内障です。虹彩炎や外傷のために眼圧が上昇する続発性緑内障と原因不明で発症する原発性緑内障、生まれつきの先天性緑内障があります。正常の眼圧(10〜20㎜Hg)が、急に高くなると目がいたくなり見えにくくなります。同時に頭痛や吐き気が起こります。また症状はほとんど無く慢性に進行するもの(正常眼圧緑内障)もあり、ほっ..</description>
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Q「60歳主婦です、緑内障と診断されました、鍼治療はどうでしょうか」
A「眼球内では水が循環しています、この循環がうまくいかなくなり眼球の中の圧(眼圧)が高くなった状態が緑内障です。虹彩炎や外傷のために眼圧が上昇する続発性緑内障と原因不明で発症する原発性緑内障、生まれつきの先天性緑内障があります。正常の眼圧(10〜20㎜Hg)が、急に高くなると目がいたくなり見えにくくなります。同時に頭痛や吐き気が起こります。また症状はほとんど無く慢性に進行するもの(正常眼圧緑内障)もあり、ほっておくと視野欠損をおこします。緑内障の基本的な治療は現代医学が優先されます。眼圧が正常に維持されても目の奥の痛み、頭痛がとれないことがあり、これは鍼の出番です。眼の奥の痛みには攅竹(さんちく)絲竹空(しちくくう)、瞳子髎(どうしよう)を、首を前にまげたとき出っ張る首の骨と、肩の先端を結ぶ線の真ん中にある肩井(ケンセイ)、頭痛の治療に用いる経穴は、頭のてっぺんで正中線上にある百会(ひゃくえ)、この経穴は全身の調整を主り、痛みなどの感じ方を鈍くする作用があります。ストレスを軽減し気持ちを楽にして精神的にも肉体的にも安寧を保ち頭痛を解消してくれます。次にぼんのくぼの両側で左右外側2㎝のところにある天柱(てんちゅう)、天柱の外側の2㎝の所にある風池(ふうち)などを主に用います。」
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/028E7B791E58685E99A9CE381A7E9A0ADE7979B.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/028E7B791E58685E99A9CE381A7E9A0ADE7979B-thumbnail2.jpg" alt="028緑内障で頭痛.jpg" border="0" height="167" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「60歳主婦です、緑内障と診断されました、鍼治療はどうでしょうか」</strong><br><br />A「眼球内では水が循環しています、この循環がうまくいかなくなり眼球の中の圧(眼圧)が高くなった状態が緑内障です。虹彩炎や外傷のために眼圧が上昇する続発性緑内障と原因不明で発症する原発性緑内障、生まれつきの先天性緑内障があります。正常の眼圧(10〜20㎜Hg)が、急に高くなると目がいたくなり見えにくくなります。同時に頭痛や吐き気が起こります。また症状はほとんど無く慢性に進行するもの(正常眼圧緑内障)もあり、ほっておくと視野欠損をおこします。緑内障の基本的な治療は現代医学が優先されます。眼圧が正常に維持されても目の奥の痛み、頭痛がとれないことがあり、これは鍼の出番です。眼の奥の痛みには攅竹(さんちく)絲竹空(しちくくう)、瞳子髎(どうしよう)を、首を前にまげたとき出っ張る首の骨と、肩の先端を結ぶ線の真ん中にある肩井(ケンセイ)、頭痛の治療に用いる経穴は、頭のてっぺんで正中線上にある百会(ひゃくえ)、この経穴は全身の調整を主り、痛みなどの感じ方を鈍くする作用があります。ストレスを軽減し気持ちを楽にして精神的にも肉体的にも安寧を保ち頭痛を解消してくれます。次にぼんのくぼの両側で左右外側2㎝のところにある天柱(てんちゅう)、天柱の外側の2㎝の所にある風池(ふうち)などを主に用います。」 <br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/028E7B791E58685E99A9CE381A7E9A0ADE7979B.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/028E7B791E58685E99A9CE381A7E9A0ADE7979B-thumbnail2.jpg" alt="028緑内障で頭痛.jpg" border="0" height="167" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/028E7B791E58685E99A9CE381A7E9A0ADE7979B-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433240043.html</link>
<title>腰椎椎間板ヘルニア【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 15 Aug 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「45歳の会社員です。腰が痛く整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けました鍼灸治療はいかがですか。」A「39歳のTさん(男性)です。前から何度かぎっくり腰を起こしています。今回も突然急に腰痛が起こり左足に痛みとしびれが出て腰をかがめて来院されました。体を動かすと痛みしびれが強くなり、安静にしていると症状は和らいできます。腰部MRI検査で腰椎4〜5の椎間板ヘルニアが確認されました。数回の鍼治療で痛みは五分の一に軽くなりました。腰部椎間板ヘルニアは腰痛や坐骨神経痛を起こす代表..</description>
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Q「45歳の会社員です。腰が痛く整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けました鍼灸治療はいかがですか。」
A「39歳のTさん(男性)です。前から何度かぎっくり腰を起こしています。今回も突然急に腰痛が起こり左足に痛みとしびれが出て腰をかがめて来院されました。体を動かすと痛みしびれが強くなり、安静にしていると症状は和らいできます。腰部MRI検査で腰椎4〜5の椎間板ヘルニアが確認されました。数回の鍼治療で痛みは五分の一に軽くなりました。腰部椎間板ヘルニアは腰痛や坐骨神経痛を起こす代表的な疾患です。椎骨と椎骨の間にある軟骨が椎間板で、体を支えたり、動きをスムースにする役目を持っています。この椎間板の周辺部分の線維輪に裂け目ができて中心部分が脱出して神経を圧迫して痛みやしびれが起こる病気です。
腰痛によく使う経穴は志室です。腰の第二腰椎棘突起の両脇にあります。左右の腰骨を結んだ線と背骨の交わるところを基準とし、上方へ背骨の突起を数えながら探します。ちょうど1つ目の突起を超えたところから、左右外側に指幅4本分はなれたところが志室の位置です。
鍼灸治療は腰痛に効果はありますが、椎間板ヘルニアは治せません。誤解のないように。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/027E38398E383ABE3838BE382A2E381AAE381A9.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/027E38398E383ABE3838BE382A2E381AAE381A9-thumbnail2.jpg" alt="027ヘルニアなど.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「45歳の会社員です。腰が痛く整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けました鍼灸治療はいかがですか。」</strong><br><br />A「39歳のTさん(男性)です。前から何度かぎっくり腰を起こしています。今回も突然急に腰痛が起こり左足に痛みとしびれが出て腰をかがめて来院されました。体を動かすと痛みしびれが強くなり、安静にしていると症状は和らいできます。腰部MRI検査で腰椎4〜5の椎間板ヘルニアが確認されました。数回の鍼治療で痛みは五分の一に軽くなりました。腰部椎間板ヘルニアは腰痛や坐骨神経痛を起こす代表的な疾患です。椎骨と椎骨の間にある軟骨が椎間板で、体を支えたり、動きをスムースにする役目を持っています。この椎間板の周辺部分の線維輪に裂け目ができて中心部分が脱出して神経を圧迫して痛みやしびれが起こる病気です。<br />腰痛によく使う経穴は志室です。腰の第二腰椎棘突起の両脇にあります。左右の腰骨を結んだ線と背骨の交わるところを基準とし、上方へ背骨の突起を数えながら探します。ちょうど1つ目の突起を超えたところから、左右外側に指幅4本分はなれたところが志室の位置です。<br />鍼灸治療は腰痛に効果はありますが、椎間板ヘルニアは治せません。誤解のないように。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/027E38398E383ABE3838BE382A2E381AAE381A9.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/027E38398E383ABE3838BE382A2E381AAE381A9-thumbnail2.jpg" alt="027ヘルニアなど.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/027E38398E383ABE3838BE382A2E381AAE381A9-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
<guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,isihno-clinic/433240043</guid>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433239927.html</link>
<title>転倒予防【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 08 Aug 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「67歳の男性です。最近よく転びそうになります。鍼灸治療はどうでしょうか」A「高齢社会を迎えて、寝たきり予防は緊急の課題です。寝たきりを引き起こす原因の多くが骨折であり、高齢者の骨折が、転倒事故によって生じやすいことから、転倒予防にこそ真剣に取り組むべき必要があると考え、我々は事故防止の観点から、針灸治療が転倒予防に役立つかどうかを観察しています。72歳のNさんは身長150センチ体重52キログラムです。6回の鍼治療後に歩行中に時々転びそうになる感じは50%減りました。10メ..</description>
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Q「67歳の男性です。最近よく転びそうになります。鍼灸治療はどうでしょうか」
A「高齢社会を迎えて、寝たきり予防は緊急の課題です。寝たきりを引き起こす原因の多くが骨折であり、高齢者の骨折が、転倒事故によって生じやすいことから、転倒予防にこそ真剣に取り組むべき必要があると考え、我々は事故防止の観点から、針灸治療が転倒予防に役立つかどうかを観察しています。
72歳のNさんは身長150センチ体重52キログラムです。6回の鍼治療後に歩行中に時々転びそうになる感じは50%減りました。10メートル歩行も9,58秒から8,38秒とはやくなりました。まだ始めたばかりですが期待できると実感しています。使用した主な経穴は、頭頂部のほぼ中央にある百会(ひゃくえ)、腰で左右の腰骨を結んだ線と背骨の交わるところを基準とし、上方へ背骨の突起を数えて、1つ目の突起を超えたところにある腎兪(じんゆ)。お腹で、みぞおちと臍を結んだ線の、ちょうど中間点にある中脘(ちゅうかん)、足のすねの外側、ちょうど膝蓋骨の下あたりにある足の三里などです。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/026E8B6B3E4B889E9878C2.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/026E8B6B3E4B889E9878C2-thumbnail2.jpg" alt="026足三里2.jpg" border="0" height="320" width="284"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<content:encoded><![CDATA[
<strong>Q「67歳の男性です。最近よく転びそうになります。鍼灸治療はどうでしょうか」</strong><br /><br><br />A「高齢社会を迎えて、寝たきり予防は緊急の課題です。寝たきりを引き起こす原因の多くが骨折であり、高齢者の骨折が、転倒事故によって生じやすいことから、転倒予防にこそ真剣に取り組むべき必要があると考え、我々は事故防止の観点から、針灸治療が転倒予防に役立つかどうかを観察しています。<br />72歳のNさんは身長150センチ体重52キログラムです。6回の鍼治療後に歩行中に時々転びそうになる感じは50%減りました。10メートル歩行も9,58秒から8,38秒とはやくなりました。まだ始めたばかりですが期待できると実感しています。使用した主な経穴は、頭頂部のほぼ中央にある百会(ひゃくえ)、腰で左右の腰骨を結んだ線と背骨の交わるところを基準とし、上方へ背骨の突起を数えて、1つ目の突起を超えたところにある腎兪(じんゆ)。お腹で、みぞおちと臍を結んだ線の、ちょうど中間点にある中脘(ちゅうかん)、足のすねの外側、ちょうど膝蓋骨の下あたりにある足の三里などです。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/026E8B6B3E4B889E9878C2.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/026E8B6B3E4B889E9878C2-thumbnail2.jpg" alt="026足三里2.jpg" border="0" height="320" width="284" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/026E8B6B3E4B889E9878C2-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
<guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,isihno-clinic/433239927</guid>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433243670.html</link>
<title>夏バテ予防【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 01 Aug 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q59歳の主婦です。毎年夏バテに悩んでいます。鍼灸治療で予防できるんでしょうか?A体力が弱い傾向の人は、夏の暑さや湿度に対する調整がうまくいかず、食欲不振になり元気がなくなります。その結果、夏の終わりから秋口にかけて全身に倦怠感が出る症状を夏バテとよんでいます。東洋医学では注夏病(ちゅうかびょう)といって夏から対策をとっていました。夏ばての原因は休み中の不摂生や夏の寝苦しさによる睡眠不足などです。53歳のTさんは毎年夏の終わりごろに下痢をしたり体調を崩したりしていました。梅雨..</description>
<itunes:summary><![CDATA[
Q59歳の主婦です。毎年夏バテに悩んでいます。鍼灸治療で予防できるんでしょうか?
A体力が弱い傾向の人は、夏の暑さや湿度に対する調整がうまくいかず、食欲不振になり元気がなくなります。その結果、夏の終わりから秋口にかけて全身に倦怠感が出る症状を夏バテとよんでいます。
東洋医学では注夏病(ちゅうかびょう)といって夏から対策をとっていました。夏ばての原因は休み中の不摂生や夏の寝苦しさによる睡眠不足などです。
53歳のTさんは毎年夏の終わりごろに下痢をしたり体調を崩したりしていました。梅雨前から週1回、鍼灸治療を続けました。日常生活も注意し、栄養のバランスのとれた食事を心がけました。そして残暑厳しい中でも元気に過ごせました。
鍼灸では消化器系機能全般に影響を与える中脘(ちゅうかん)、健康維持の経穴といわれている足の三里(あしのさんり)、ストレスを軽減させる百会(ひゃくえ)を使いました。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/025E5A48FE38390E38386E4BA88E998B2.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/025E5A48FE38390E38386E4BA88E998B2-thumbnail2.jpg" alt="025夏バテ予防.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q59歳の主婦です。毎年夏バテに悩んでいます。鍼灸治療で予防できるんでしょうか?</strong><br /><br><br />A体力が弱い傾向の人は、夏の暑さや湿度に対する調整がうまくいかず、食欲不振になり元気がなくなります。その結果、夏の終わりから秋口にかけて全身に倦怠感が出る症状を夏バテとよんでいます。<br />東洋医学では注夏病(ちゅうかびょう)といって夏から対策をとっていました。夏ばての原因は休み中の不摂生や夏の寝苦しさによる睡眠不足などです。<br />53歳のTさんは毎年夏の終わりごろに下痢をしたり体調を崩したりしていました。梅雨前から週1回、鍼灸治療を続けました。日常生活も注意し、栄養のバランスのとれた食事を心がけました。そして残暑厳しい中でも元気に過ごせました。<br />鍼灸では消化器系機能全般に影響を与える中脘(ちゅうかん)、健康維持の経穴といわれている足の三里(あしのさんり)、ストレスを軽減させる百会(ひゃくえ)を使いました。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/025E5A48FE38390E38386E4BA88E998B2.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/025E5A48FE38390E38386E4BA88E998B2-thumbnail2.jpg" alt="025夏バテ予防.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/025E5A48FE38390E38386E4BA88E998B2-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
<guid isPermaLink="false">blog:https://blog.seesaa.jp,isihno-clinic/433243670</guid>
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</item>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433230725.html</link>
<title>帯状疱疹後神経痛【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 25 Jul 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「帯状疱疹後神経痛に鍼治療は有効ですか。」A「帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる再帰感染です。高齢社会になり罹患率は増加しています。症状は皮膚症状(水胞など)とそれに伴う痛みです。適切な西洋医学的な治療でほとんどは後遺症を残さずに治ります。しかし一部に人は発症後1ヶ月以上たっても痛みが消えず、はじめと違った痛みの、いわゆる帯状疱疹後神経痛になります。我々は、帯状疱疹になり3ヶ月以上経過して痛みを訴える患者さん29名に鍼灸治療を行いました。全ての例が西洋医学的治療に抵抗し..</description>
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Q「帯状疱疹後神経痛に鍼治療は有効ですか。」
A「帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる再帰感染です。高齢社会になり罹患率は増加しています。症状は皮膚症状(水胞など)とそれに伴う痛みです。適切な西洋医学的な治療でほとんどは後遺症を残さずに治ります。しかし一部に人は発症後1ヶ月以上たっても痛みが消えず、はじめと違った痛みの、いわゆる帯状疱疹後神経痛になります。
我々は、帯状疱疹になり3ヶ月以上経過して痛みを訴える患者さん29名に鍼灸治療を行いました。全ての例が西洋医学的治療に抵抗して痛みがある人たちです。痛みの強さ、種類、睡眠障害、自覚的改善度について調査しました。発病から鍼治療を受けるまでの期間は平均28ヶ月、鍼治療後、効果判定までの治療回数は平均12回、治療期間は平均63日でした。結果は疼痛の軽減し睡眠障害も改善され生活の質(QOL)の向上がみられました。自覚症状では鋭い痛みは比較的に効果がありましたが罹患部位の違和感、不快感はあまり効果が認められませんでした。また発病から鍼治療までの期間が長い例ではあまり効果はありませんでした。使用した経穴は、背骨の第3胸椎と第4胸椎の間にある身柱(しんちゅう)。鳩尾と臍の中間にある中カン、膝窩にある陰谷(インコク)曲泉(キョクセン)などを使います。個々の神経痛に関しては神経痛の出る場所によって使うツボも多少違いがあります
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/024E5B8AFE78AB6E796B1E796B9.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/024E5B8AFE78AB6E796B1E796B9-thumbnail2.jpg" alt="024帯状疱疹.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「帯状疱疹後神経痛に鍼治療は有効ですか。」</strong><br /><br><br />A「帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる再帰感染です。高齢社会になり罹患率は増加しています。症状は皮膚症状(水胞など)とそれに伴う痛みです。適切な西洋医学的な治療でほとんどは後遺症を残さずに治ります。しかし一部に人は発症後1ヶ月以上たっても痛みが消えず、はじめと違った痛みの、いわゆる帯状疱疹後神経痛になります。<br />我々は、帯状疱疹になり3ヶ月以上経過して痛みを訴える患者さん29名に鍼灸治療を行いました。全ての例が西洋医学的治療に抵抗して痛みがある人たちです。痛みの強さ、種類、睡眠障害、自覚的改善度について調査しました。発病から鍼治療を受けるまでの期間は平均28ヶ月、鍼治療後、効果判定までの治療回数は平均12回、治療期間は平均63日でした。結果は疼痛の軽減し睡眠障害も改善され生活の質(QOL)の向上がみられました。自覚症状では鋭い痛みは比較的に効果がありましたが罹患部位の違和感、不快感はあまり効果が認められませんでした。また発病から鍼治療までの期間が長い例ではあまり効果はありませんでした。使用した経穴は、背骨の第3胸椎と第4胸椎の間にある身柱(しんちゅう)。鳩尾と臍の中間にある中カン、膝窩にある陰谷(インコク)曲泉(キョクセン)などを使います。個々の神経痛に関しては神経痛の出る場所によって使うツボも多少違いがあります<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/024E5B8AFE78AB6E796B1E796B9.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/024E5B8AFE78AB6E796B1E796B9-thumbnail2.jpg" alt="024帯状疱疹.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/024E5B8AFE78AB6E796B1E796B9-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>妊婦の痔核【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Tue, 19 Jul 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「24歳で初めての妊娠です。現在妊娠30週で痔核になりました。鍼灸治療ではどうでしょう」A「妊娠中は便秘しやすい、便秘をすると長時間トイレで踏ん張って肛門周囲がうっ血して痔核になりやすい。子宮が大きくなって直腸や肛門を押して血液循環が悪くなるうっ血などで痔核を起こします。27歳のTさんは2回目の妊娠です。前回の妊娠中も痔核で悩みました、便秘をしないように注意をしていましたが今回は妊娠24週でなり、痛みのため歩くのもやっとで、夫に付き添われて来院されました。坐薬や軟膏を使いま..</description>
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Q「24歳で初めての妊娠です。現在妊娠30週で痔核になりました。鍼灸治療ではどうでしょう」
A「妊娠中は便秘しやすい、便秘をすると長時間トイレで踏ん張って肛門周囲がうっ血して痔核になりやすい。子宮が大きくなって直腸や肛門を押して血液循環が悪くなるうっ血などで痔核を起こします。27歳のTさんは2回目の妊娠です。前回の妊娠中も痔核で悩みました、便秘をしないように注意をしていましたが今回は妊娠24週でなり、痛みのため歩くのもやっとで、夫に付き添われて来院されました。坐薬や軟膏を使いましたが、かぶれてかゆくなりこれも悩みの一つになりました。おしりをお湯で温めて、また冷やさないように注意をしました。肛門付近のかぶれには漢方薬の軟膏、紫雲膏をつけて良くなりました。痔核には 頭のてっぺんのツボで、左右の耳を結んだ線と、眉間から額をまっすぐ上にあがった線とが交わる、頭頂部のほぼ中央にある、百会(ひゃくえ)に半米粒大のもぐさで焼き切るお灸をすえました。週に2〜3回の治療で日常生活はできるようになりました。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/023E5A68AE5A9A6E381AEE79794.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/023E5A68AE5A9A6E381AEE79794-thumbnail2.jpg" alt="023妊婦の痔.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「24歳で初めての妊娠です。現在妊娠30週で痔核になりました。鍼灸治療ではどうでしょう」</strong><br /><br><br />A「妊娠中は便秘しやすい、便秘をすると長時間トイレで踏ん張って肛門周囲がうっ血して痔核になりやすい。子宮が大きくなって直腸や肛門を押して血液循環が悪くなるうっ血などで痔核を起こします。27歳のTさんは2回目の妊娠です。前回の妊娠中も痔核で悩みました、便秘をしないように注意をしていましたが今回は妊娠24週でなり、痛みのため歩くのもやっとで、夫に付き添われて来院されました。坐薬や軟膏を使いましたが、かぶれてかゆくなりこれも悩みの一つになりました。おしりをお湯で温めて、また冷やさないように注意をしました。肛門付近のかぶれには漢方薬の軟膏、紫雲膏をつけて良くなりました。痔核には 頭のてっぺんのツボで、左右の耳を結んだ線と、眉間から額をまっすぐ上にあがった線とが交わる、頭頂部のほぼ中央にある、百会(ひゃくえ)に半米粒大のもぐさで焼き切るお灸をすえました。週に2〜3回の治療で日常生活はできるようになりました。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/023E5A68AE5A9A6E381AEE79794.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/023E5A68AE5A9A6E381AEE79794-thumbnail2.jpg" alt="023妊婦の痔.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/023E5A68AE5A9A6E381AEE79794-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>逆子に三陰交【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 11 Jul 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「34歳で初めての妊娠です。現在妊娠34週で逆子といはれました。鍼灸治療ではどうでしょうか。」A「逆子は頭を上にしている胎児のことです。お産がスムースにいくためには頭がさきに出る必要があります。多くの胎児は頭を下にした胎位をとります。逆子で生まれるものは4〜5%です。ある産婦人科病院の助産師さんから、33歳の経産婦で妊娠36週の逆子です、鍼灸で逆子が治るかと電話で問い合わせがありました。直ぐ来てもらい三陰交に半米粒大のもぐさで焼き切るお灸をすえました。妊娠32週から矯正のた..</description>
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Q「34歳で初めての妊娠です。現在妊娠34週で逆子といはれました。鍼灸治療ではどうでしょうか。」
A「逆子は頭を上にしている胎児のことです。お産がスムースにいくためには頭がさきに出る必要があります。多くの胎児は頭を下にした胎位をとります。逆子で生まれるものは4〜5%です。ある産婦人科病院の助産師さんから、33歳の経産婦で妊娠36週の逆子です、鍼灸で逆子が治るかと電話で問い合わせがありました。直ぐ来てもらい三陰交に半米粒大のもぐさで焼き切るお灸をすえました。妊娠32週から矯正のための体操をしましたが治らず、2週間後には帝王切開をしましょうと診断を受けていました。お灸は毎日すえて、6日後の診察で逆子が治り、無事に3590グラムの女児を正常分娩しました。お灸により母胎の血流が良くなり、子宮や胎児に影響して胎児の動きが活発になり自己回転してと考えられています。三陰交は内くるぶしの出っ張りの中央から、指幅4本分ほど上がった高さで、さらにすねの骨の後ろ側へ指幅1本分ほどずれたところが三陰交です。左右の足にそれぞれあります。
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/022E4B889E999B0E4BAA4E381ABE781B8.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/022E4B889E999B0E4BAA4E381ABE781B8-thumbnail2.jpg" alt="022三陰交に灸.jpg" border="0" height="320" width="320"></a>
石野医院 二代目:石野信安が産婦人科医では世界で初めて三陰交のお灸で逆子を治す研究を学会に発表しました。
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「34歳で初めての妊娠です。現在妊娠34週で逆子といはれました。鍼灸治療ではどうでしょうか。」</strong><br /><br><br />A「逆子は頭を上にしている胎児のことです。お産がスムースにいくためには頭がさきに出る必要があります。多くの胎児は頭を下にした胎位をとります。逆子で生まれるものは4〜5%です。ある産婦人科病院の助産師さんから、33歳の経産婦で妊娠36週の逆子です、鍼灸で逆子が治るかと電話で問い合わせがありました。直ぐ来てもらい三陰交に半米粒大のもぐさで焼き切るお灸をすえました。妊娠32週から矯正のための体操をしましたが治らず、2週間後には帝王切開をしましょうと診断を受けていました。お灸は毎日すえて、6日後の診察で逆子が治り、無事に3590グラムの女児を正常分娩しました。お灸により母胎の血流が良くなり、子宮や胎児に影響して胎児の動きが活発になり自己回転してと考えられています。三陰交は内くるぶしの出っ張りの中央から、指幅4本分ほど上がった高さで、さらにすねの骨の後ろ側へ指幅1本分ほどずれたところが三陰交です。左右の足にそれぞれあります。<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/022E4B889E999B0E4BAA4E381ABE781B8.jpg" target="_blank"><img src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/022E4B889E999B0E4BAA4E381ABE781B8-thumbnail2.jpg" alt="022三陰交に灸.jpg" border="0" height="320" width="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/022E4B889E999B0E4BAA4E381ABE781B8-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />石野医院 二代目:石野信安が産婦人科医では世界で初めて三陰交のお灸で逆子を治す研究を学会に発表しました。<br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<title>老人性眼瞼下垂【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Wed, 06 Jul 2016 14:16:51 +0900</pubDate>
<description>Q「73歳の主婦です。左目の眼瞼下垂で眼科、神経内科を受診しましたが特に原因が有りません。老人性眼瞼下垂ではと言われました。鍼灸治療はどうでしょうか。」A「眼瞼下垂は老人性以外にもいろいろあり原因もさまざまで、西洋医学的な診察、治療が優先されます。Mさんは71歳の男性です。右側の上の眼瞼が徐々に下がり、物が見えにくくなりました。見づらくなり顎を上げて物を見ています。神経内科を受診して動脈瘤がありそのためと診断されて、西洋医学的な保存療法を受け下垂はほとんど改善されましたがまだ..</description>
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Q「73歳の主婦です。左目の眼瞼下垂で眼科、神経内科を受診しましたが特に原因が有りません。老人性眼瞼下垂ではと言われました。鍼灸治療はどうでしょうか。」
A「眼瞼下垂は老人性以外にもいろいろあり原因もさまざまで、西洋医学的な診察、治療が優先されます。Mさんは71歳の男性です。右側の上の眼瞼が徐々に下がり、物が見えにくくなりました。見づらくなり顎を上げて物を見ています。神経内科を受診して動脈瘤がありそのためと診断されて、西洋医学的な保存療法を受け下垂はほとんど改善されましたがまだ眼瞼の開閉がスムースにいかず重く感じます。いわゆるウインクをしにくい状態です。鍼治療を行い数回で重たい感じは改善されました。今回使った経穴は攅竹(さんちく)などで、攅竹は左右それぞれの眉毛の内端(顔の中心に近いほうの端)にあるツボです。ここを指で探ると、細いコリコリしたすじに触れます。」
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/021E88081E4BABAE680A7.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="021老人性.jpg" src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/021E88081E4BABAE680A7-thumbnail2.jpg" width="320" height="320"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「73歳の主婦です。左目の眼瞼下垂で眼科、神経内科を受診しましたが特に原因が有りません。老人性眼瞼下垂ではと言われました。鍼灸治療はどうでしょうか。」</strong><br /><br><br />A「眼瞼下垂は老人性以外にもいろいろあり原因もさまざまで、西洋医学的な診察、治療が優先されます。Mさんは71歳の男性です。右側の上の眼瞼が徐々に下がり、物が見えにくくなりました。見づらくなり顎を上げて物を見ています。神経内科を受診して動脈瘤がありそのためと診断されて、西洋医学的な保存療法を受け下垂はほとんど改善されましたがまだ眼瞼の開閉がスムースにいかず重く感じます。いわゆるウインクをしにくい状態です。鍼治療を行い数回で重たい感じは改善されました。今回使った経穴は攅竹(さんちく)などで、攅竹は左右それぞれの眉毛の内端(顔の中心に近いほうの端)にあるツボです。ここを指で探ると、細いコリコリしたすじに触れます。」<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/021E88081E4BABAE680A7.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="021老人性.jpg" src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/021E88081E4BABAE680A7-thumbnail2.jpg" width="320" height="320" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/021E88081E4BABAE680A7-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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<link>http://isihno-clinic.seesaa.net/article/433229881.html</link>
<title>月経痛【鍼灸よろず相談】</title>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2016 09:00:00 +0900</pubDate>
<description>Q「21歳の大学生です、生理痛が強く鎮痛剤を使っていますが学校を休みます。就職してからのことが心配です。鍼灸治療はどうでしょうか。」A「月経時の下腹部や腰が重苦しいなどの苦痛のため日常生活に支障をきたす様なものを月経痛と云いい治療の対称としています。Yさんは16歳の高校生です。身長161cm、体重58kg、ふだんは活発なお嬢さんですが。若いのに肩凝りがあり、足がかなり冷えています。月経の時に最初の1〜2日目は下腹部に激痛が起こり学校を休みます。婦人科を受診しましたが特に異常な..</description>
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Q「21歳の大学生です、生理痛が強く鎮痛剤を使っていますが学校を休みます。就職してからのことが心配です。鍼灸治療はどうでしょうか。」
A「月経時の下腹部や腰が重苦しいなどの苦痛のため日常生活に支障をきたす様なものを月経痛と云いい治療の対称としています。
Yさんは16歳の高校生です。身長161cm、体重58kg、ふだんは活発なお嬢さんですが。若いのに肩凝りがあり、足がかなり冷えています。月経の時に最初の1〜2日目は下腹部に激痛が起こり学校を休みます。婦人科を受診しましたが特に異常なく、鎮痛剤(坐薬)をもらっています。
鍼灸治療は原則として1週間に一度おこない、1ヶ月後には足がポカポカと温かくなり、その時初めて自分が今まで冷えていたことを、はっきりと自覚しました。2カ月後には、体が暖まると主訴の月経時、下腹部痛も軽快し坐薬は使わなくなりました。3カ月後には痛みは非常に軽くなり鍼灸治療を中止しました。治療のこつは月経期間中の以外にも治療をすることです。
今回月経痛に使用した経穴は、内くるぶしの出っ張りの中央から、指幅4本分ほど上がった高さで、さらにすねの骨の後ろ側へ指幅1本分ほどずれたところが三陰交(さんいんこう)です。左右の足にそれぞれあります。腰にある志室、(ししつ)次膠(じりょう)、下腹部の関元(かんげん)などです。」
<a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/020E69C88E7B58CE7979BE381ABE381AFE4B889E999B0E4BAA4E381AAE381A9.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="020月経痛には三陰交など.jpg" src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/020E69C88E7B58CE7979BE381ABE381AFE4B889E999B0E4BAA4E381AAE381A9-thumbnail2.jpg" width="320" height="200"></a>
日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。
石野尚吾
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<strong>Q「21歳の大学生です、生理痛が強く鎮痛剤を使っていますが学校を休みます。就職してからのことが心配です。鍼灸治療はどうでしょうか。」<br /></strong><br><br />A「月経時の下腹部や腰が重苦しいなどの苦痛のため日常生活に支障をきたす様なものを月経痛と云いい治療の対称としています。<br />Yさんは16歳の高校生です。身長161cm、体重58kg、ふだんは活発なお嬢さんですが。若いのに肩凝りがあり、足がかなり冷えています。月経の時に最初の1〜2日目は下腹部に激痛が起こり学校を休みます。婦人科を受診しましたが特に異常なく、鎮痛剤(坐薬)をもらっています。<br />鍼灸治療は原則として1週間に一度おこない、1ヶ月後には足がポカポカと温かくなり、その時初めて自分が今まで冷えていたことを、はっきりと自覚しました。2カ月後には、体が暖まると主訴の月経時、下腹部痛も軽快し坐薬は使わなくなりました。3カ月後には痛みは非常に軽くなり鍼灸治療を中止しました。治療のこつは月経期間中の以外にも治療をすることです。<br />今回月経痛に使用した経穴は、内くるぶしの出っ張りの中央から、指幅4本分ほど上がった高さで、さらにすねの骨の後ろ側へ指幅1本分ほどずれたところが三陰交(さんいんこう)です。左右の足にそれぞれあります。腰にある志室、(ししつ)次膠(じりょう)、下腹部の関元(かんげん)などです。」<br /><a href="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/020E69C88E7B58CE7979BE381ABE381AFE4B889E999B0E4BAA4E381AAE381A9.jpg" target="_blank"><img border="0" alt="020月経痛には三陰交など.jpg" src="http://isihno-clinic.up.seesaa.net/image/020E69C88E7B58CE7979BE381ABE381AFE4B889E999B0E4BAA4E381AAE381A9-thumbnail2.jpg" width="320" height="200" onclick="location.href = 'http://isihno-clinic.seesaa.net/upload/detail/image/020E69C88E7B58CE7979BE381ABE381AFE4B889E999B0E4BAA4E381AAE381A9-thumbnail2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br /><br />日経新聞 夕刊【鍼灸よろず相談】にて掲載したものの一部です。<br />石野尚吾
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<category>鍼灸よろず相談</category>
<author>石野医院</author>
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